上手な結婚式スピーチでは、結婚式スピーチの4原則やしてはいけないこと、結婚式の忌み言葉を紹介しております。
結婚式に限らず、スピーチの基本は【和やか】であり【適切な話題】で【長すぎず】【わかりやすい】スピーチです。
【和やか】
結婚式は当然おめでたく、和やかな雰囲気がのぞまれる宴席です。スピーチのテーマ・内容・話し方も和やかを心がけましょう。個人演説ふうに政治や社会の主義主張をしたり、お説教過ぎるもの、毒舌過ぎるものなどはタブーです!お説教スピーチの例として「人生の先輩として結婚生活はかくあるべき!」と理想を延々と語る方がいらっしゃいますが、聞いているほうは自慢話にしか聞こえませんしシラけてします。この種のテーマの結婚式スピーチは、『軽い表現』で助言程度におさめ、時折ユーモアをまじえてスピーチしましょう。またいくら気安い仲だとしても結婚式で終始毒舌ばかりのスピーチは自分勝手な暴言スピーチになってしまいます。誰もがわかる『ジョーク』としてのオブラートにつつみ、ちょっとだけ挿入する程度でしたらメリハリをつける効果はあるでしょう。
和やかなとはスピーチの内容だけでなく姿勢や表情でも表れます。直立不動とか一点をにらんだままの姿勢や、ニコリともせずしかめっ面のままでは、結婚式に参加している方々も窮屈な思いをします。『ゆったりとした姿勢』『やわらかい表情』で穏やかに語るのが理想です。冒頭の祝辞では新郎新婦へ、スピーチ本文へ入ったら結婚式の列席者へと、内容に応じて視線を移動します。視線はキョロキョロせずに宴席のほぼ全体を順次に注ぎましょう。
手は軽く前で組むか、横に自然に垂らしましょう。後ろに組むのはタブーです。
【適切な話題】
結婚式スピーチは、新郎なり新婦なりを紹介し、褒めるものであることが前提です。新郎(新婦)の人柄、良き物の考え方、美点などを語るのが結婚式スピーチです。そして新郎(新婦)中心ですが、話し手自身もその話題に絡んでいたり、人づてに聞いたということが重要です。結婚式の進行側として、あなたにスピーチを依頼する背景には、他のスピーチをする方と内容がかぶらない様に依頼しているのです。例えば職場の代表として依頼された場合は職場生活の話題。大学など同期代表の場合は学生時代の話などです。
結婚式でスピーチを依頼される方の多くは、職場での上司や先輩など目上の方になるでしょう。例えば結婚式に新郎側として招待されスピーチした場合、必ず新郎の将来性や勤務評価を褒めましょう。褒めれば良いものではないと思っても、過ぎたお世辞にならないくらいに褒めるものです。あなたのスピーチは新婦側の親族が一番に聞いております。結婚式に招待されスピーチに期待して依頼されているのですから、その期待には応えるようにしましょう。
【長すぎず】
結婚式での披露宴が大幅に延びるのは通例ですが、ほとんどはスピーチが原因をつくっております。いくらご自分のスピーチに自信を持っていても、長すぎれば聞き手側としては聞きたくないものです。
ベストな結婚式スピーチの時間は3〜4分程度で、長くても5分どまりです。草稿の量としては、三分で800文字〜1000文字程度となります。人によって話す速度は違いますので、結婚式スピーチの草稿がまとまったら、声に出し時間を計るべきでしょう。
【わかりやすい】
結婚式ですのでスピーチを『格調高く』と考えるのでしょうが、やたらに漢語や古語を用いる例があります。格調が高いというのは難しい言葉を使うことではありません。やさしい言葉、日常の言葉でまとめたほうが、誰にでもわかりやすい良いスピーチと思います。
そして、話したい事が沢山あっても抑えたほうが良いでしょう。盛り沢山の内容はスピーチのまとまりを壊し、結局何が話したいのかが聞き手側に伝わらなくなります。このことは結婚式のスピーチだけの話ではないですよね。内容は1テーマに絞って話した方が聞き手側の記憶にも残るものです。
スポンサード リンク
スポンサード リンク
【不吉、下品】
不吉とは、死や弔いのことで、不幸を予測させるような内容のことです。たとえ胸を打つような内容であっても、人の死や弔いに関する内容であるなら結婚式にはそぐいません。故人の人格や生活などを話すなど故人を話題にするのは良いのですが、死や弔いを直接の話題にしては良いというわけではありません。なお、不吉や不幸を連想させる『忌み言葉』は下の項目で説明します。
下品とは、露骨な性の話題やくだらない駄洒落などでヘラヘラ話すとか、酔い過ぎ浮かれ過ぎでスピーチをしない!ということです。
【自己PR】
この場合の自己とは、自分自身のことだけでなく所属する会社や団体など『身内』に関する全てのことを指します。よく冒頭に長い自己紹介をつけて自己PRに努めるスピーチがありますが・・・最低です。議員さんが政界での自分の活躍ぶりや、習い事のお師匠さんの流派の自慢、自身の会社を誇ったり、血縁者の自慢などです。話の都合上、触れる必要がある場合は必要最低限に抑えれば嫌味にはなりません。
話を始める上での習慣として「ただいまご紹介を受けました○○でございす」と切り出すのは良いのですが会社名や地位などをくっつけては、司会者の紹介の繰り返しです。ただし、新郎新婦との関係で、司会者の紹介だけでは不足な場合は補いの意味で付け加えても良いでしょう。
【ひとりよがり】
例えば友人代表として、新郎にまつわるエピソードなどを話す場合に、特定の時期や交友関係などを簡易に説明しないと、聞き手側は何の話をしているかわからなくなります。仮に新婦や新郎側の身内がわかっている話だとしても、新婦側の身内はわからないということです。
また、いくらモテるといっても異性の話題は禁物です。新婦(新郎)も知っている過去だし盛り上げようと話題にしても、不愉快に感じる方はいらっしゃいます。どうしても話題にしたい場合は、ユーモラスに一言にまとめる程度で抑えましょう。
結婚式での忌み言葉は日常の言葉が多く含まれておりますが、今日ではこうした忌み言葉に神経を尖らせる人も少なくなりました。特別に気遣う結婚式ならともかく、一般にはそれほど神経質にならなくても良いかと思います。死や弔いを直接に表現する忌み言葉は避けるにしても、あまりにも忌み言葉を避けようとしてギクシャクしたスピーチにならないようにお気をつけ下さい。
【夫婦の離別を予告する忌み言葉】
別れる / 分ける / 離れる / 出る(出す) / もどる / 去る / 帰る / 返す / やぶれる / 壊れる / 切る(切れる) / ほころびる / 亡びる / ほどける / 放す
【夫婦仲を疎遠にする忌み言葉】
消える / 冷える / 飽きる / 泣く / 退く / あせる / 薄くなる(薄い) / とだえる / 弱る / 倒れる / つぶれる / ことわる / 嫌う / 参る
【結婚を繰り返すような忌み言葉】
さいさい / かえすがえす / たびたび / かさね重ね / 重々 / またまた / ますます / くれぐれも / いろいろ / さらに / また(またも) / なを(なおも) / ふたたび / 繰り返し繰り返し(繰り返す)
【その他の忌み言葉】
終わる(終える) / 衰える / 仕舞う / さく / 閉じる / 死ぬ / 弔う / 死 / お釈迦 / 仏 / 葬式
スポンサード リンク